Japan Mobility Show 2025

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平田 栄次

B!

Japan Mobility Show 2025 見学レポート

昌和興産株式会社 / 見学日:2025年11月6日

自動車アフターマーケットを主力とする当社では、テーマ「ワクワクする未来を、探しに行こう!」のもと開催されたジャパンモビリティショー2025を見学しました。会場では車両本体の展示に加え、エンジンルーム、ドア端面、ハッチバック裏、足回りなど、当社が取り扱う内張りクリップや樹脂部品が使用されている箇所にも注目して視察を行いました。

#日産 ルークス 

ルークスは、軽自動車ながら樹脂クリップを多用したパネル固定設計で、軽量化・脱着のしやすさ・耐久性・静音性を両立。都市部の使いやすさと日常のメンテナンス性を意識した設計。樹脂固定ポイントの設計や防水/耐振ニーズの高まりを実車から把握しました。

 

#日産 リーフ

用途に応じて耐振動・防水の外装用クリップや柔軟な内装用クリップ、配線保持用クリップなど、樹脂素材で最適化されたクリップが使われています。

#日産 アリア

外装・内装ともに樹脂クリップでスッキリ固定しつつ、振動・耐熱・防水・静音性を確保しており、EVならではの静粛性と美しいパネルラインを両立しています。

#日産 エクストレイル

エクストレイルは、よりシャープで力強い外装デザインに進化し、樹脂クリップ固定の実用性・防水・静音性も継続強化された万能SUVです。

#日産 スカイライン

新型スカイラインは、パネル接合やアンダーカバー固定には耐振動・耐候・脱着性に優れたプッシュプルリベットなどの樹脂クリップも継続採用され、EV/GTセダンとしての美しいラインと実用的な樹脂固定設計を両立したモデルです。

#日産 フェアレディZ

フェアレディZは外装・内装ともに スッキリ固定できる樹脂クリップを多用 しており、「高速走行やサーキット走行でもパネルが安定」「軽量化・静音化」「整備性の確保」を両立したスポーツカー向け設計になっています。

#三菱 デリカミニ

デリカミニは、「軽自動車の手軽さ」+「SUV/ミニバン並みの使い勝手とタフさ」を両立した、非常にバランスの良い“コンパクトアドベンチャーカー”。外装デザインや走行性能だけでなく、室内の使い勝手や安全性、脱着・メンテナンス性なども含めて、「軽くても頼れる相棒」というコンセプトが貫かれています。樹脂クリップなどのパネル固定設計も、このコンセプトを支える重要な要素 — 軽量化、整備性、耐久性を兼ねています。

#三菱 アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEV は、「電動 + SUV + 多用途」のいいとこ取りをした“マルチパーパスSUV”。樹脂クリップなどのパネル固定構造も“実用と快適”を両立する重要な裏方パート — 目立たないけれど、乗り心地・耐久性・メンテ性に大きく貢献する大事な要素です。

#トヨタ ランドクルーザー

ランドクルーザーは頑丈なボディ+オフロード性能を持ちながら、樹脂クリップによるパネル固定で軽量化・衝撃吸収・整備性を両立。オフロードでも、都市部でも、快適性と耐久性を同時に実現するSUV設計の代表例。

#トヨタ RAV4

最新世代 RAV4 はSUVとして高い走破性とボディ剛性を備える一方、外装・内装には軽量で着脱がしやすい 樹脂クリップ(プッシュリベット/トリムクリップ/パネルクリップ/モールクリップ) が多用されています。樹脂クリップは 樹脂パネル同士の固定や、整備で頻繁に脱着するカバー類の確実な保持 に適しており、軽量化・防錆性・コスト低減・作業効率アップに貢献しています。

#ホンダ N-ONE

N-ONEは軽自動車のためパネルサイズは小さめですが、その分 振動が伝わりやすいボディやフェンダー内・バンパー裏・ドアトリム の保持で樹脂クリップが重要になっています。

#スズキ スペーシア

軽ハイトワゴンならではの大きな樹脂パネルや輸送・整備で脱着頻度の高いカバー類の固定に 樹脂クリップ(プッシュリベット/トリムクリップ/パネルクリップ) が重要な役割を果たしています。

#スバル フォレスタ― 

近年のフォレスターで、ホイールアーチのインナーガード固定には、プラスチックのプッシュリベット式クリップが使われることが多いようです。最新のフォレスターでも、古くからのフォレスターと同様に:ホイールアーチ/インナーライナー、フロント/リアバンパーまわり(アンダーカバー含む)、エンジンルーム下部カバーやアンダーシールド、内装トリム・ドアトリム・その他樹脂パネルなどの「樹脂パネル固定」部分で、樹脂クリップが多用されています。

#いすゞ GIGA

GIGAのような大型車でも、カバーやパネルの脱着頻度は意外に高く、樹脂クリップの役割は重要です。写真三枚目の連結式ナット回転指示インジケーターはホイールナットの緩みがひと目でわかる装置です。

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